拝啓、家事ができないアラフォー女

家事って難しい!と常に叫んでいる家事ができないアラフォー女のエッセイ

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#7 自分のために料理ができない女

私は食に1ミリも関心がない。

 

お腹が空かなければどんなにいいかとよく思う。

点滴で栄養補給ができればどんなにいいだろうか。

ゼリー飲料だけで生きていけるのであればそれでいい。

マックだけ食べて生きていけるのであればそれでいい。

 

確かに唐突に肉が食べたい、魚が食べたい、そういう欲求があるが、

それがなくなればどんなにいいか。

365日毎日同じ食べ物でもいいのであればどんなにいいか。

 

食べることが生きていくことに関係なければいいのに。

 

そう思う私は、おそらく食に関心がない人間に分類されるであろう。

 

それでも食べなければ生きていけないのであれば食べなければいけない。

 

しかし、

料理をしたくない。

 

生きていけないのは分かっているが、わざわざ食材買って料理をしたくない。

 

2009年の私は仕事から帰って料理をしたことがおそらく一度もない。

コンビニ弁当、冷凍パスタ、マック、カップ麺、総菜パン

それで毎日を回していた。

 

今思うと恐ろしいを通り越して異常性を感じる程である。

 

夜中の0時過ぎ帰り。

明日もまた早朝5時起き。

料理に時間を割いていられない。

 

だけど・・・、

これが定時帰りの18時帰宅だったら、きちんと料理をしていたであろうか。

 

答えはNoだ。

 

料理する時間があったら、自分の好きなことに時間を使いたいって絶対に思う。

 

当時は確かに仕事のせいで料理をしなかったが、根本的な原因はやはり私の思想にある。

料理なんてしないでいいならしたくないっていう考え。

今でこそ、積極的に料理をしなければ!という姿勢はあるが、

それこそ重い腰を無理矢理あげるほどの決意とやる気が必要になる。

 

駄目人間と言われても仕方ない。

そして今日も料理の献立に迷い、食材を買いに行く気力を無理矢理奮い起こし、

さらに料理のやる気を気力の底から沸き上がらせなければならない。

 

ああ、嫌だなぁ。